紅花染とは

【読み:べにばなぞめ】

紅花で染めること、あるいは紅花で染色したものの総称で、紅染、本紅染などともいいます。灰汁の上澄み液のアルカリ溶液に紅花の色素をもみだし、これに糸や布をいれ、一~二昼夜浸して色素を吸収させます。次に梅酢で赤く染色を固着させます。濃い色を韓紅(からくれない)、紅、緋、淡い色を桜色、鴇色(ときいろ)といいます。また、うこんを下染として上に紅を掛け、黄色みががった赤を染めたものを紅緋(べにひ)といいます。

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