草木染とは

【読み:くさきぞめ】

草木染は、天然の植物染料で染めること、また、それで染めたもののことです。合成染料によるものと区別するために、染色家の山崎斌氏が昭和初期に命名しました。植物からとれる色素、染料が主ではありますが、エンジムシという昆虫からとれるコチニールのように、天然の染料で染めたものも含まれます。 草木染の染料としてよく知られたものに、藍、茜、紅花、くちなし、ウコン、蘇芳、苅安、キハダなどの植物染料があります。

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