山吹とは

やまぶき
山吹
[表地]
RGB
211 / 162 / 067

CMYK
17 / 36 / 74 / 00

Webカラー値
#D3A243

[裏地]
RGB
255 / 216 / 120

CMYK
00 / 20 / 65 / 00

Webカラー値
#FFD878

【読み:やまぶき】

表地に淡朽葉、裏地に黄を配し、春に庭や垣根に黄色の花を咲かせる山吹を象ったものです。山吹にちなんだ色目は他に、「花山吹」「裏山吹」「山吹匂」「青山吹」があります。「山吹」の衣の記事は物語や日記などによく見られ、『源氏物語』に「山吹の袿」、『狭衣物語』に「山吹の小袿」、『紫式部日記』に「山吹の御衣」などが見られます。山吹の花の黄は鮮やかで暖かみがあり、後世ではその色を黄金色の代名詞としています。山吹の花の色の美しさと姿のやさしさは平安人の心を惹き、『源氏物語』「野分」に、「八重山吹の咲き乱れたる盛りに露かかれる・・・」と描写されています。

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