荒磯文とは

【読み:あらいそもん / ありそもん】

中国から渡来した裂に波間に踊る鯉を織りだした緞子や金襴があり、明代の作とされています。名物裂に限らず、波の打ち寄せる荒磯に岩や千鳥をあしらった模様も荒磯文といい、岩に松を配した荒磯松文とともに染織品にみられます。

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