雀文とは

【読み:すずめもん】

一年中いつでもどこでも身近にさえずる雀の、人を恐れない姿は愛らしく、文様としても平安時代から見られます。竹に雀を組み合わせて丸く意匠化したり、秋草の中を飛ぶ雀だったりしました。春の子雀、稲穂をついばむ雀、冬の寒さに羽毛をふくらませている雀など、日本人特有の細やかな自然観察で雀文を描き分けています。ふくらむ雀は「福良む」と当て字して縁起良いものと考えられたため、「福良雀」として独特な形に意匠化されています。

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