山道文とは

【読み:やまみちもん】

幾何学的文様のうち、折れ線を山と見立てた「山形文」の一種です。鈍角の連続山形文をさします。鋭角の場合は、「鋸歯(しょし)文」といいます。古代から世界各地にみられます。曲線でなじみやすい点で縁飾りに多く用いられますが、能装束や小袖では、地文に多く、この場合には、主体となる文様を引き立て、全体にリズムと統一を与えています。

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