引直衣とは

【読み:ひきのうし】

天皇が日常着用される直衣です。身丈の長い直衣で後ろ身を長く引くことからこの名があります。「引直衣」の袍(ほう)[=表着]は、冬は表は白の固地綾(かたじあや)[=三枚綾の組織の綾織物]、小葵(こあおい)の文、裏は平絹(へいけん)になっていて、夏は二藍(ふたあい)、または縹(はなだ)、三重襷(みえだすき)の文様です。

関連するキーワード

タグ「平絹」に関連するワード

タグ「文様」に関連するワード

タグ「綾織物」に関連するワード