塗り下駄とは

【読み:ぬりげた】漆塗りの下駄のことです。宝永年間(1704〜1710)ごろから女子下駄として、黒、赤、青の漆塗りの台に黒塗りの歯をつけた下駄が上方でつくられていました。同じ頃、江戸和泉町新道(しんみち)に『げほう』という下駄づくりの上手な人がいて、「下法下駄」あるいは、「下方下駄」という「塗り下駄」をつくり、これが「江戸塗り下駄」のはじめとなりました。

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