銚子縮とは

【読み:ちょうしちぢみ】細かいしぼ[=織物の表面に現れるでこぼこ]で肌触りがよく、白地や藍染めで浴衣地などに用いられます。かつて、波崎縞(はざきじま)とよばれて、天明年間(1781〜1788)に利根川の河口の波崎で織られた綿縮で、徳川時代には盛んに織られて江戸や全国に出荷されていました。明治時代の終わりごろ、その生産が途絶えたのを第二次大戦後、復興し、『銚子縮』として売り出されました。

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