弥三右衛門間道とは

【読み:やざえもんかんとう】

名物裂(ぎれ)の一つです。鎌倉時代中ごろに、宋へと渡り、その職技を学んで今日の博多織を始めた満田弥三右衛門によって伝えられた間道です。葡萄(えび)茶の無地面と精妙な細縞によって、静と動とを対比させた感覚と職技の確かさは、中国明代(1368~1662)のものと思われますが、詳しい時期などは不明です。

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