撚り房とは

【読み:よりふさ】

紐と房の最も単純な形は帯締めなどにみられるように、紐と房が同化した形です。一方、房を豪華に見せるために、房だけを単独に作って紐に付けるものを足し房といいます。より装飾性を高めるために頭を付けたものが一般的です。これを房頭といいますが、芯を入れないものと、芯を入れたものがあります。
芯を使う房の代表に撚り房と切り房があります。
撚り房とは字のごとく、糸を撚ってある房のことです。糸の先が小さなループ状になっているのが特徴で、撚返し房とも呼ばれます。撚りを返す=ほつれない、つまり耐久性があるということです。
撚り返し房は何十年でもそのままの形を保つことができるというのが最大の特徴です。

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