告別式とは

【読み:こくべつしき】

告別式での焼香は、抹香を焚いて、死者を供養するという意味があります。葬儀の弔間に限って用いられている焼香の作法は、一般的には香を三回香炉にくべます。三度の意味は、過去の行跡に感謝、そして来世の幸せを祈り、礼拝者自身の感謝の気持ちを相手に伝えるのだそうです。また祈りの焼香は二回。一回は念じ、二回目はそれが通るように祈ります。 数珠は礼拝のときに使いますが、本来は心の迷いを取り去るために、一回念じては一個送りこんで、百八回それをくりかえします。もとは木槵子(もくげんじ)の種を連ねてお経を読んでいました。男性用は珠が大きく、材質は黒檀、白檀、虎眼石、菩提樹、水晶で、女性用は珠が小さく、琥珀、瑪瑙(めのう)、紫水晶、白珊瑚、紅珊瑚、ひすい、水晶、象牙などです。正式なものは二重で房飾りがつきます。

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