摩擦堅牢度とは

【読み:まさつけんろうど】

摩擦堅牢度とは、染色されたものが摩擦によって他のものを汚染する度合いを表すものです。 摩擦堅牢度の試験方法は、JIS規格により定められています。 まず、摩擦子という装置の先端に白い綿の布をつけて、摩擦試験機に固定した「試験する布」の10cm間上を、一定の荷重を負荷して100回往復させて摩擦し、白い綿の布が汚染された度合いを判定します。乾燥試験と湿潤試験の二通りがあります。摩擦堅牢度は、最も堅牢度の強い5級から、1級の最も弱いまでの9段階に分けられます。(1級、1~2級、2級、2~3級、3級、3~4級、4級、4~5級、5級)

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