目付けとは

【読み:めつけ】

絹織物を精練して糊を落とした状態の重さを表す用語です。鯨尺の幅1寸(約3.8cm)、長さ6丈(約22.8m)のものの重さを匁(もんめ・1匁=3.75g)で表す、一定面積の重さの表現です。目付けは、匁付(もんめつけ)とも呼ばれ、同裏などの表示によく見られます。

薄め 12目付(12匁) 150g前後 (別名:貫二(かんに)) 軽め 14目付(14匁) 170g前後 (別名:貫四(かんよん)) 普通 16目付(16匁) 190g前後 (別名:貫六(かんろく) ) 重め 18目付(18匁) 200g前後 (別名:貫八(かんぱち)) 厚め 20目付(20匁) 250g前後 (別名:二貫(にかん))

で、絹の量が多いほど重くなり、価格も高くなります。

※場合によっては、繊維に黄変防止のための樹脂加工を厚く施したため、生地が非常に重くなっているものもあります。

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