袖合羽とは

【読み:そでがっぱ】

南蛮渡来のマントー式の袖なし合羽[=丸合羽]に対し、道中服よりおこったといわれる袖つきの合羽のことです。これには、紙製と布製とがあります。女子がこの「袖合羽」を着用したのは、享保年間(1716~1735)以後のことで、はじめは、武家の子女や上流町人の子女に限られていて、広く一般に着用されるのは、文政年間(1818~1829)ごろからです。

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