装束とは

【読み:しょうぞく】

意味がいくつかあり、場合によってそれぞれになります。 1. 装うこと、また、身支度すること 2. 衣服を着けること、またはその衣服。 3. 室内または庭などを装飾すること。飾りつけ。しつらえ

1.や2.でいう装いの中で、特別の日のための整った服装や、法式、儀礼にかなった装いのことをいう場合もあります。 もともとは儀式や行事の支度を意味していた語で、季節によって屏風や几帳などの調度品を変え調えるという意味の言葉でしたが、それが転じて、しきたりにそって調えた一揃いの服装を表す言葉として用いられるようになりました。 公家の男性の装束に、衣冠(いかん)、束帯(そくたい)、布袴(ほうこ)、直衣(のうし)、直垂(ひたたれ)、狩衣(かりぎぬ)などがあり、女性においては女房装束などもあります。

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