初着とは

【読み:うぶぎ】

赤ちゃんが生まれてはじめて着る衣服を産着といいます。子供の無事の成長を祈り、様々な意味や風習の産着があります。魔よけの意味から赤や黄色の無地や、成長の早い麻の葉になぞらえて、麻の葉模様のものを用いることもあります。産着の背中には背守(せもり)とよばれる魔よけのための刺繍がしてあります。生後約一ヶ月で行われるお宮参りの掛け着である衣裳も産着(初着)と呼ばれます。女の子には赤地に手毬や小鼓、男の子には鷹や龍などの縁起の良い柄などが用いられています。

関連するキーワード

タグ「背守」に関連するワード

タグ「麻」に関連するワード