鏡紋とは

【読み:かがみもん】

鏡は姿を映し神霊が宿ると考えられ古代より神事に用いられました。天皇家では皇位を示す三種の神器の1つに八咫鏡(やたのかがみ)があります。銅鏡は近代にガラス鏡が普及するまで使用され、江戸時代には婚礼の嫁入り道具などにも用いられました。 古代の青銅鏡を象った神鏡と、室町時代頃から使用された柄のついた鏡の図柄があります。手鏡には1~5本を組み合わせたものがあります。 『寛政重修諸家譜』に物部贄田(にえた)氏の後裔と思われる幕臣贄氏が釣鏡で載っています。他に芳村氏、譜山氏、大賀氏、波島氏、百川氏、近松氏などが使用しています。

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