撥水加工とは

【読み:はっすいかこう】

衣服の内部への水の浸透を防ぐための加工のことですが、水も空気も通さない防水加工と違い、外部からの水の浸透は防ぎますが、空気は通すことのできる加工です。繊維に、シリコン樹脂などの撥水剤を被覆させる方法があります。近年では、新しい撥水加工方法が開発されて、雨滴よりも小さな無数の孔のあいた多孔質のポリウレタン系の樹脂を布地にコーティングしたり、ラミネートすることで、水滴の浸透は防ぎ、空気や、人体から発散する湿度である水蒸気は、通すことができるようになりました。高い防水性の必要とするスポーツ衣料に適しています。

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