絵絣とは

【読み:えがすり】

絵絣は江戸時代末期から明治までが全盛でした。島根県の広瀬絣、鳥取県の弓浜絣と倉吉絣、九州の久留米絣などで生産されています。
桔梗、萩、女郎花、撫子、薄、葛、藤袴の秋の七草や竜胆のほか、秋の野原に咲く草花を文様化したものです。秋草は、華やかなものではなく、静寂の趣があり、日本の美意識を感じさせる文様です。幅広くきものの柄に用いられ、季節をひと足早く感じさせてくれる新鮮さから、夏のきものや帯の柄に多い文様でもあります。

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