雲龍文とは

【読み:うんりゅうもん】

雲の間を飛翔する「龍」を文様化したものです。「龍」の手に宝珠を持つ意匠もあります。龍は、鳳凰とともに古代中国で作り出された想像上の動物で、鳳凰、麟、亀とともに四霊の一つとして数えられ全ての生き物の祖とされています。また水を司る聖獣とされており、雲、雷など、雨を表す文様とあわせて意匠化されることが多い柄です。日本では万能力を示す吉祥文されています。

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