靴下編機とは

【読み:くつしたあみき】

靴下専用の丸編機で、無地編機と柄編機があります。機種別では平編機とあぜ編機があり、製品別ではパンスト用とソックス用などがあります。平編み、ゴム編み、パール編みが基本組織として用いられ、これに加えて変化組織編みの様々な方法が組み込まれますが、ソックス系統の編機に種類が多くあります。変化組織は、タックやウェルトの応用が多くなっていますが、その他にもいろいろな変化機能があります。編み針に柄糸をたて編のように巻きつける刺繍柄や選針機構によるジャカード柄を出すもの、添え糸編を適時に反転させて模様を表わすもの、パイルを編み地裏に出すものなどがあります。編機には、基本組織に対してこれらの変化機能を単独に用いるものや、さらに様々な機能を併用した混合柄機構を備えたものが多くあります。

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