ジャスパーとは

【読み:じゃすぱー】

フランス語の発音では、ジャスプといい、いずれも、宝石の一種である「碧玉」を意味する単語で、先染糸による色の効果が特徴的な織物をさします。たて糸に、同じ色の濃、中、淡の3色を使い、よこ糸には、たて糸の色の淡色と同じ色の糸を使い織りあげます。たて糸の3色をそれぞれ1~2本ずつぐらいの不規則に配し、色の順番は規則正しく配することで、濃、中、淡の順で、幅の不規則な細かいたて縞があらわれます。この縞がジャスパーの特徴です。平織や、畝織、斜子織が多いです。

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