金属錯塩染料とは

【読み:きんぞくさくえんせんりょう】

含金酸性染料ともいわれます。クロームや銅などの金属原子と染料分子が錯塩を形成している染料で、酸性染料の一種です。金属原子と染料分子の結合割合が1:1のものと1:2のものがあります。羊毛やナイロン用には金属原子がクロームとコバルトのもの、綿用には銅、アセテート用にはニッケルが直接染法用として使用されます。

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