ミントグリーンとは

みんとぐりーん
ミントグリーン
RGB /
133 / 031 / 079

CMYK /
32 / 00 / 25 / 21

Webカラー値 /
#89C997

【読み:みんとぐりーん】

ミントはシソ科ハッカ属の香りのある植物、薄荷(はっか)または薄荷油のことで、語源はギリシャ神話の美しい精霊「メンテー」です。神の嫉妬にあい雑草にさせられました。一般に、ミントの葉のような青みがかった緑、明るい緑に用いられます。
化学染料発見以前、天然の植物染料で単独で緑色を染めることができる染料は知られていなかったので、たいてい黄色染料と藍の青色との交染で緑色をつくっていました。19世紀後半の合成染料の登場によっていかにも緑らしい緑色の染色が可能になり、それらの色のための流行色名が次々と考案されました。薄荷のミント系植物の名前を名乗る色名は20世紀初頭に現れました。
スペアミントは色みが濃く、ペパーミントは色みが薄いです。また、ペパーミントの風味がするペパーミントリキュールの色もミントグリーンといいます。

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