洗い張りとは

【読み:あらいはり】

着物などのクリーニングのひとつで、仕立てを解いて縫い繋ぎ、反物の状態に戻してから洗う方法を洗い張りといいます。

水と専用の洗剤で洗い、汚れを落とします。その後、伸子(しんし)で生地を張って整えながら糊付けすることで、縫製で付いた筋なども消し、生地の風合いを取り戻します。伸子張り仕上げの他、板張り仕上げ、湯のし仕上げなどもあります。

洗い張りに出すことで生地がリフレッシュされ、寸法を変えて仕立てたり、可能であれば前後、裏表などの生地の入れ替えた仕立てもでき、新品のごとくに着物を蘇らせることができます。

関連するキーワード

タグ「仕立て」に関連するワード

タグ「反物」に関連するワード

タグ「手入れ」に関連するワード