水撚りとは

【読み:みずより】

糸に撚りをかける際、糸を水の中に通してから撚りをかける方法のことです。こうすることで、綿糸は、糸が強くなり撚りやすく、また、毛羽が伏せるので、なめらかな糸になります。生糸の場合は、水の中に通すことで、セリシンが溶けて、撚り戻りを防ぐことができ、強い撚りをかけることができます。このようにしてできた撚りの強い糸は、縮緬のよこ糸に用いられます。

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