大漁文とは

【読み:たいりょうもん】

祝儀文様の一つであり、漁師の祝い半纏につけられた文様のことです。間祝い文ともいいます。この祝い着は、船主から船子たちに配られる木綿友禅で、その文様は、全面または背中と腰に船主の船印や屋号と鶴亀、宝船、鯛、末広、大波、祝い杯などを組み合われたものが多いです。なかには刺し子の両面仕立てとし、一面を藍染めの無地に、他面を大漁文様にして、仕事着と祝い着を兼用するものもあります。

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