忍冬文とは

【読み:にんどうもん】

蔓と茎がリズミカルでしかも連続性と運動性に富む「唐草」の一つです。「忍冬唐草文」ともいわれます。また、空想の植物文様とも、スイカズラ属の異名ともいわれています。アレキサンダー大王の東征、あるいは、シルク・ロードによって、ローマ、ビザンチン、ペルシャ、インド、朝鮮、日本へと伝わり、とくに日本では、飛鳥時代に流行しましたが、奈良時代後期になるとしだいに衰退していきました。

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