槍梅文とは

【読み:やりうめもん】

梅文様ですが、通例の幹や枝ぶりの折れ曲がる様ではなく、まっすぐに槍のように伸びた枝に梅の花やつぼみを配した文様です。梅の若枝の直立する様子を写したものかと思われます。『諸国御ひいなかた』(貞享3年)に町家の小袖模様としてみられます。

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