【読み：しゃりみ】
布地の感触をあらわす用語の一つで、布地に触れたとき、しゃりっとした感じの布を「しゃり味がある」といいます。「しゃり感」ともいいます。もともとは、梳毛織物だけの手触りをあらわす業界人のことばでした。現在では、すべての布地に用いられ、手触りがシャリシャリしている感じのもののことをいいます。肌にべとつかず、腰があり、涼感があるもので、麻製品は「しゃり味」が大きいです。綿布に「しゃり味」を与えるには、擬麻加工をします。夏物用の布地には、この「しゃり味」が要求されます。
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