金々先生とは

【読み:きんきんせんせい】

江戸時代中期末から流行した当世風の男をいいます。通人の称です。
髪を「疫病本多」にし、短羽織をはおり、きものは黒羽二重の貧乏袖口で、緋博多の二寸幅の腹切り帯を胸高に締め、刀を落とし差し、白足袋に赤緒の草履に、抜き衣紋、扇をパチパチ開いたり閉じたりして歩きました。
黄表紙の『金々先生栄華の夢』に由来します。

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