一つ身とは

【読み:ひとつみ】

並幅と呼ばれる、約36cm幅の反物一枚布を後ろ身頃に用いて仕立てる乳児用の衣服です。産着や袖なし羽織などがあります。後ろ身頃が一枚布のため、後ろ中央に背縫いがありません。代わりに「背守り」という飾り縫いがしてあるものもあります。
0~2才頃まで一つ身を着用します。小さいうちは、腰揚げや肩揚げをしないで、付け紐も後ろにつけますが、大きくなったら揚げをして、付け紐を前身頃につけます。その頃には兵児帯をするようになるので、付紐の幅も狭くします。

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