ガラス繊維とは

【読み:がらすせんい】

織物としての用途は、防火カーテンや化学薬品の濾過布、電気の絶縁材料などに使われます。ガラス繊維にはフィラメントといわれる長繊維と、ステープルといわれる短繊維があり、太さは5~9ミクロンぐらいが多く使われます。短繊維のものはガラス・ウールとしてそのまま使われますが、長繊維は100本以上を集束して撚りをかけて糸にし、織物にして使います。強い張力があり、綿や絹と同じ太さで比べると5~6倍の強度があり、同じ太さの綱線よりも10~20%高い強さがあります。その上、耐酸や耐アルカリ性が強く、電気絶縁性も大きいといういろいろな特長があります。

関連するキーワード