山吹匂とは

やまぶきにほい
山吹匂
[表地]
RGB
255 / 197 / 037

CMYK
00 / 30 / 90 / 00

Webカラー値
#FFC525

[裏地]
RGB
255 / 216 / 120

CMYK
00 / 20 / 65 / 00

Webカラー値
#FFD878br>

【読み:やまぶきにほい】

表地に山吹色、裏地に黄を配し、山吹の花が色美しく映えるさまを写した色目です。同系色の淡い色と濃い色を使ってグラデーションをつくることを「匂」といいます。色彩上での「匂」とは、本来丹秀(にほ)、すなわち丹や紅に色づくことですが、後には紫、黄、白にも云うようになり、平安時代では衣の配色上の一形式として、衣服の重・襲の色目に用いられています。「山吹の匂」の衣色については『栄花物語』に「一品宮の山吹の匂。一の車は濃き、二の車は薄く匂ひたり」と見えています。また装束の襲色目の配色にもその名のものがあります。

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