フィブロインとは

【読み:ふぃぶろいん】

昆虫と蜘蛛類の繭糸を構成する、繊維状の硬たんぱく質の一種で、約70~80%を占めています。フィブロインには必須アミノ酸や非必須アミノ酸が多く含まれており、美容や化粧品などにも取り入れられています。 繭糸の中軸をなすフィブロインは、膠質の成分セリシンに包まれています。フィブロインは絹の大切な部分で、精練し、セリシンを落とすことで、絹特有の光沢や風合い、深みが生まれます。このフィブロインのきしみ音が、いわゆる絹鳴りです。

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