川越織物とは

【読み:かわごえおりもの】

埼玉県川越市、および、その周辺で織られた織物のことです。川越は、江戸時代から第二次世界大戦まで盛んであった機業地です。
江戸時代は、「小江戸」といわれるほど繁栄した城下町で、川越街道や新河岸川の舟運により、江戸と深く結ばれ、機業も盛んでした。とくに、平絹、および、唐桟が有名でした。
戦後は、東京のベッド・タウンとして街の様子も変わり、機業家は減少し、わずかに男物着尺を生産しています。

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