瓢紋とは

【読み:ひさごもん】

瓢は瓢箪のことです。ウリ科の蔓性の一年草で夏に白い花を咲かせます。この花は夕顔と呼ばれるものです。果実は細長く、中間がくびれています。古来より子孫繁栄、厄よけを意味する縁起物として扱われてきました。また神霊が宿るとされ祭具に用いられました。図柄は1~8つの瓢箪を組み合わせ図案化したもので、一つ瓢、並び瓢、二つ向かい瓢、三つ寄せ瓢、五つ瓢、八つ瓢車、千成瓢、丸に三つ瓢などの種類があります。豊臣秀吉が馬標として用いました。また木下氏、中村氏などが使用しました。

関連するキーワード

タグ「厄除け」に関連するワード

タグ「植物紋」に関連するワード

タグ「縁起」に関連するワード