鍵紋とは

【読み:かぎもん】

昔のカギを図案化したものです。明治以降まで使用されていたのためこの形の家紋が多くみられます。鍵は宝尽くし文様の一つであり富豪の象徴としてきものや帯、蒔絵などさまざまなものに用いられており、家紋にもなりました。 図柄は稲妻形に曲がった鍵の形をそのままあらわしたものが多く、違い鍵、二つ鍵菱、丸の中に鍵を入れ、さらに柄に紐や房がついた、中輪に房付き鍵、糸輪に違い鍵、中輪に鍵瓢箪、変わったものでは鍵桐、八角に鍵輪と鷹の羽などがあります。土肥氏などが使用しています。

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