春正芒文錦とは

【読み:しゅんせいすすきもんにしき】

名物裂の一つです。白、青などの地に芒を配した錦です。この芒は、江戸初期の蒔絵の名工である山本春正の作品に見られる芒を表現しています。山本春正(1610~82)は京都在住の蒔絵師で、和歌などの文学にも明るく、春正蒔絵とよばれる著名な研出蒔絵を残しています。

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