裁ち本とは

【読み:たちぼん】

江戸時代に刊行された、衣服の裁ち方の手引き書のことです。江戸時代前半に出版されたものは、縫い物師の師匠格の人の参考書として書かれていたと思われ、比例算を使うなど、難しく理屈っぽいものでした。江戸時代後半のものは、例題なども多く、やさしい書き方になり、多くの人に用いられるようになりました。現存するものでは、1690年(元禄三年)刊行の『裁物秘伝抄』が最古で、引き続き幕末までに刊行されたものが十数種類残っています。

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