短繊維綿とは

【読み:たんせんいめん】

綿は、生産地や、品種によって繊維の長さに差があります。その繊維長によって、短繊維綿、中繊維綿、中長繊維綿、長繊維綿、超長繊維綿の五段階に分けられます。一般には、短いものは太い糸しかできないので下級綿とされ、特に、この短繊維綿は、紡績して糸にされることはなく、ふとん綿や、脱脂綿、つめ物に用いられます。ただし、紡績される綿では、中繊維綿が一番短いため、中繊維綿を短繊維綿ということもあります。

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