紺足袋とは

【読み:こんたび】

紺色の足袋のことです。享保年間(1716~1735)ごろ、八代将軍吉宗が御鷹狩の際に紺の刺し足袋をはいたことから、寛保・延享(1741~1747)ごろに武家にひろがり、町方では、鳶(とび)職人などにも用いられました。
江戸時代末期には、多くの人々にはかれました。京、大坂では、男に「紺足袋」が用いられました。当時の「紺足袋」は、旅行用などとして使われたため、筒長のものが多かったです。
明治26年ごろには、婦人の「紺足袋」も流行しましたが、今日では一部の人たちに利用されているにすぎません。

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