月星紋とは

【読み:つきほしもん】

家紋の世界では星は黒い丸で表現されます。易学の影響から「星」とは呼ばず、「曜」と呼ばれることも多いです。九曜紋は月星紋の一種で、真ん中の大きい星が太陽、周りの八つの星が太陽系を巡る惑星を表しています。星は一定の軌道を運行することから、位置の確認や暦をつくるための重要な存在でした。太陽、月、星は古代より信仰の対象であったことから家紋として用いられたと思われます。
図柄は月星を黒い丸を円形状に配したものが多く、三つ星、八曜、九曜星、丸に三つ星、丸に三つ星に一つ引き、丸に剣三つ星、丸に毛利家星中輪に八曜に左三つ巴、石持ち地抜き七つ星、陰七つ星、銀星などの種類があります。渡辺氏、大江氏、毛利氏、萩氏などが使用しました。

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