筏紋とは

【読み:いかだもん】

筏は木材や竹などを何本か結びつけて、水面に浮かべたもののことです。水の浮力を利用して、木材の運搬や舟の代わりに用いられます。筏紋は筏に花を添えるのが普通で、花筏紋ともいわれます。花筏はその形状から紋章としだけでなく文様としても好まれました。紋章としては信濃飯山藩主・本多氏が替紋として用いたことから広まったといわれています。
図柄は5本の丸太をつなぎあわせた筏をあらわしており、筏、筏に花を添えた花筏 、筏を丸の中に入れた丸に筏などの種類があります。信濃国飯山藩本多氏、紀姓滝川氏などが使用しました。

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