鷲紋とは

【読み:わしもん】

鷲は、タカ目タカ科に属する鳥のうち比較的大きめのものをいいます。またタカ科で比較的小さめのものは鷹と呼んでいますが、明確な区別はありません。鷲の尾羽は矢羽根として最高のものとされており、陸奥国の名産として朝廷や伊勢神宮の遷宮の折などに献上されたという記録が残っています。 鷲紋は鷲を図案化したもので、2羽の鷲が向かい合って描かれているのが一般的です。羽根だけが描かれているものもあります。対い鷲、鷲尾向かい鷲などの種類があります。公家の鷲尾氏、武家の秋田氏が使用しました。

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