千鳥紋とは

【読み:ちどりもん】

千鳥はチドリ目チドリ科の鳥の総称です。海岸や平野の水辺にすみ、3本指の脚で海岸や河原を歩いては地をつついてえさをとります。千鳥という名前は常に群れをなして飛ぶことからついたものです。文様としては平安時代以来、衣服、調度品などに用いられてきましたが家紋になったのは徳川時代頃と思われます。図柄は1羽または複数の千鳥が飛び立つ姿をあらわしたものが多く、波と組み合わせたものもよくみられます。千鳥、陰飛び千鳥、陰三つ千鳥、波に千鳥、四つ千鳥菱、五つ千鳥、浪輪に陰千鳥、丸に千鳥、などの種類があります。堀越氏、山川氏、内海氏、浜氏などが使用しました。

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