結綿紋とは

【読み:ゆいわたもん】

結綿は数枚重ねた真綿の中央を結び束ねたものです。祝い事の進物に用いられるもので、本来は神前に供える神聖なもの、慶事のシンボルでした。図柄は結綿を図案化したもので、綿5束を中央で絞り、上下は広がった形で描かれています。結い綿、二つ結い綿、変わり結い綿、紐付き結い綿、三つ割り結い綿、丸に向かい結い綿などの種類があります。石渡氏、大橋氏、佐野氏などが使用しました。

関連するキーワード

タグ「器材紋」に関連するワード

タグ「慶事」に関連するワード

タグ「神聖」に関連するワード